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フィリピン人に魅せられて
2000年からフィリピンパブに嵌った男のブログ。 フィリピンに魅せられながら今なおフィリピン人に嵌っています。
11 | 2007/12 | 01
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1 フィリピーナと出逢う前の私について
このブログに何かの縁があってそしてこの文章を読んでくれた方
初めまして。


私は小林俊と申します。
歳は40代前半で日本人とバツイチ。
容姿はパッとしない何処にでもいるオヤジと思っていただければ
よろしいかと思います。


26歳の時職場で出会った女性と結婚をし
9年間結婚生活を送りましたが
破局してしまいました。


原因は色々とあるのですが、
最終的な原因としては妻の浮気と言うのが決定打でした。


私自身冴えなく面白みもない人間なので
妻ばかりを責める事は出来ませんが
そういう事もあり多少女性恐怖症にもなりました。


私は普通の企業で普通に働くサラリーマン。
当然金持ちでもありません。


ただ幸いにも前の妻との間に子供はいなかったので
そういう意味では恵まれてたのかも知れません。

1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ



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2 フィリピーナとの出会い
2000年の年末毎年の様に忘年会がありまして
私は職場の同僚や上司などと居酒屋にいました。


そもそも私はあまり大勢での飲み会などは好きな方じゃないのですが
忘年会や新年会と言うのは仕事をやり易くするために必要だったりするのは
私と同じサラリーマンの方ならご理解して頂けるかなと思います。


そして毎年の流れで居酒屋での忘年会が終わるとキャバクラに流れるのですが
当時妻と別れたばかりの私は苦痛でしかありませんでした。


同僚の一人が率先して歩いて行き馴染みであろう店に入ったのですが
忘年会シーズンと言う事もあり
女性の人数が足りないとの事。


すると一人の上司が

「俺はいいや」

と断ったのでこれ幸いと

「俺も良いから皆で楽しんで」

と店を出た。


店を出たのは僕同様キャバクラに乗り気じゃなさそうなシャイな二人と
本来酒や夜の店が大好きな上司でした。


そしてその上司が

「よし じゃ俺がもっと楽しいとこに連れてってやる」

と言い出した。


「まじかよ」

私は心の中でそう思った。


この時点で

「もっと楽しい事」

と言ったらヘルス系などの風俗しか浮かばず
それは私の中でキャバクラ以上に抵抗があった。


何が悲しくて金を払ってまで自分の欲求を満たすのか。
そういう気持ちが私にはあった。


ですが、上司と言う事で断る事も出来ず

「まぁ ヘルス系なら中に入っちゃえば一人なんだし
女には付き合いできたからそういうサービスはいいや」

と断れば良いと覚悟を決めた。


しばらく歩くと

「島崎さん お久しぶりです!」

と話しかける黒服と

「あ~ パパ~ あいたかった~~」

とおかしなイントネーションで話しかける女性がいた。


「ん?? 外人??」

想像してた世界と違った私はかなりテンパってたと思う。


しかしそんな私の気持ちを知らない上司は

「この三人はこういうとこ初めてだからよろしく頼むよ

おい お前らフィリピンパブは初めてだよな??」

と。


そこで初めて「パパ~」と話しかけた女性がフィリピン人なんだ
と言う事が分かった。

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3 フィリピンパブデビュー
「いえ 僕実はけっこうフィリピンパブに通ってまして」

私と同僚の動揺をよそに
もう一人の同僚が言い出した。


「おっ ほんとか??」

「はい でもこのお店は初めてです!」

などと
二人は意気投合し始めた。


私と同僚は顔を見合わせ苦笑。


そして黒服やフィリピン人に囲まれ
私は初めてフィリピンパブと言う場所に足を踏み入れた。


「いらしゃいませ~~~~」

独特なイントネーションのいらっしゃいませに圧倒されながら
私は他の同僚達と共に席へと案内された。


「小林と田中はどうする?

顔だけで誰か指名するか?」

と聞かれたのですが、当然指名などする気はなく

「いえ お任せします」

と告げた。


もう一人のフィリピンパブ経験者の同僚は余裕気に

「とりあえずしばらくフリーで廻してもらって

様子見ます」

と。


会社ではあまり話さず大人しそうな同僚が
ここではとても生き生きとしそして堂々としていた。


そしてまず

「パパ~」

とさっき外で会った子が島崎さんに抱きつきながら席に座った。


「こういう店なの??」

と、この時は思ったけど後々

「島崎さんは長い事通いこの関係を築いたんだ」

と分かる。


そして残り3人のところにも女性が着て
それぞれに席へと座った。


私の隣に座ったのは安室 奈美絵系のフィリピン人。
しかしこの子はほとんど日本語が分からなかった。
会話に困っているとフィリピンパブ経験者の同僚が

「もしかしてその子日本語ほとんど出来ないの?」

と聞いてきたので

「うん そうみたい」

と答えた。


すると

「じゃ こっちと変えるよ」

と。


なんかこういうのって親切心からなんだろうけど
お互いの隣に座ってる女性からすると失礼なんだろうし
その原因を作ってるのが私だと思うと

「いや いいよ」

と断るしかなかった。


結局その後も会話は続かず

「早く帰りたいな」

と言う時間が続きました。


周りを見渡すと島崎さんはいちゃいちゃとし幸せそうだし
フィリピンパブ経験者の同僚も楽しそう。
そして私と同じく初デビューのはずの同僚まで楽しんでいた。
どうやら奴の隣には日本語が上手いフィリピン人がつき
そのおかげで会話が盛り上がっていた様だ。


しばらくすると店員がきて

「指名されますか? それともチェンジされますか?」

と。


後々考えるとこのフィリピンパブのやり方ってちょっときつい。
何故なら気に入ってないから指名しない訳で
自然に変えればいいのに

「どうしますか?」

と聞かれる事によって

「俺はこの子気に入らないからチェンジしてくれ」

みたいな気持ちがフィリピーナに分かられてしまう。


「どうする??」

と聞く島崎さんにフィリピンパブ経験者と私はチェンジの判断を下し
なんとフィリピンパブデビューの同僚は指名を入れた。


「色々な女が廻ってくるから良いのが居たら指名した方がいいぞ」

と言う島崎さんの言葉に
ワンセットでは帰らないと言う意思が窺えたし
ある意味同僚の様に多少きつくない子がついた場合指名した方が
無難だと言う事を悟った。

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4 フィリピンパブ初場内指名
二人目についたフィリピン人は明るくよく喋る子だった。


「この子でいいや」

と思った私は島崎さんに

「指名していいですか?」

と尋ね彼女を指名する事にした。


彼女は私の腕に笑顔で絡みつきながら

「うれしい~~ ありがとう」

と言った。


彼女の名前はセリカと言い過去日本には3回来てる様で
全て日本語と言う訳にはいかないが
こちらがゆっくり話せば大体の意味を理解してくれた。


この日は結局3時間程店にいて
途中セリカから名刺をもらった。


私の番号も聞かれたのですが
もう二度と来る事はないと思ったのでなんとか断り
店を出た。


「どうだ? 楽しかったか?」

と帰り際島崎さんに聞かれ

「え~ 楽しかったです」

と答えた私。


正直なところ私のこういうお店に対してのイメージは
もっとドロドロしていたので
普通のキャバクラと変わらないスタイルや
それ以上に彼女たちの明るさに救われたと言うか

「思ってたよりは楽しい時間だった」

と言ったところでした。


しかしこの時点ではまだ嵌るとかそういうレベルではなく
次の日には既にフィリピンパブの事もセリカの事も忘れていた。

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5 再びフィリピンパブへ
年も変わり2001年。


会社と言うのは何故忘年会もやりそして新年会もやるのだろう。
うちの会社もその代表の様な感じでこの二つが毎年の恒例行事となっている。


前回の忘年会と同じメンツで一次会に行きそして毎年恒例の
キャバクラ廻り。


キャバクラはやはりテンションについていけず全然楽しめず
何時間か我慢し

「これでもう解放されるな」

と言う安堵で家に帰ろうとしました。


すると前回フィリピンパブに誘った上司の島崎さんから

「おい 今日も行かないか??

フィリピーナ達が連れてこいってうるさいんだ」

と前回行った面子に声がかかった。


上司だから断れないって言うのもあったし
前回がそんなに苦痛じゃなかったので割と抵抗なく

「はい わかりました」

と言えフィリピンパブに向かいました。


もしかしたら酒に軽く酔ってたのもあったのかも知れません。


数週間ぶりのフィリピンパブでしたが相変わらずお店には活気があり
フィリピン人達も頑張ってお仕事をしていました。


「ご指名はございますか??」

と言うスタッフに

「お前ら前指名したの誰だっけ??」

と。


「あっ 私は確かセリカさんでした」

と一応名前は覚えていたのでそう告げ
セリカを指名しました。


少し待つとニコニコしながら

「しゅん~~~ あいたかったよ~~」

とセリカがやってきました。


「よく一回しか指名してないお客の名前を覚えてるな」

と、この時初めてフィリピーナの記憶力の良さを知りました。
彼女たちってほんと記憶力いいです。


だからこそこっちは

「俺に気があるから覚えてるのかな」

なんて勘違いしてしまうのかも知れないけど。


私もそのパターンで多少勘違いもしましたし良い気分にもなりました。


「わたしずっとあいたかったよ でもあなたたぶんセリカにあいたくない

だからわたしさびしい あとこころいたい」

なんて言われて

「そうじゃないよ でも俺はこういうとこ慣れてないから

一人でこれないんだよ」

と言いながらも内心は少しドキッとして。


「いいいい かんけいない! もし会いたいだったら一人でも問題ない」

なんてよくフィリピーナが言う言葉を言われました。


この日はとにかくセリカが積極的で抱きついてきたり
とにかくずっとアマイアマイモードで
他の同僚からは

「いいな 最初からこんな事されるなんて」

と言われこれが余計勘違いする一歩だったんでしょうね。


帰る頃までには電話番号をしっかりGETされ
毎日電話をする事を約束させられました。


「だってわたししゅんのことすきだから
まいにちこえききたいでしょ?」

彼女はとても仕事が上手かった。。。

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6 逢いたい気持ちと抵抗感
早速次の日約束通り私はセリカに電話をかけました。


「こんばんは 俊だけど 覚えてる」

「おぼえてるよ~~ あたりまい 電話ありがとう 私今幸せな」

「ははは 上手いな」

「えっ?? なに うまい??

あいたいな・・・」

「そうだね 仕事頑張ってね」

「はい あなたもね アイラブユー」

こんな感じの電話でした。


その次の日からもこんな感じの電話が続き毎日の様に

「あいたい」

と言われた事もあり私自身も若干この頃には逢いたくなっていた。
洗脳されてたのでしょうか。。。


しかしまだこの頃はフィリピンパブに限らず夜の飲み屋に一人で行くのが
恥ずかしい事と思っていたし
島崎さんを始め同僚に

「こいつ嵌ったな」

と思われるのが嫌だったので
断固として一人では行かなかった。


そんなある日仕事終わりに島崎さんから

「ちょっと居酒屋行かないか?」

と誘われた。


「お前の指名したセリカだっけ??

あの子もそろそろフィリピンに帰る頃だろ?」

と。


私は何の事が分からず

「えっ?? 何も知らないんですが」

と返した。


その後島崎さんからこの当時フィリピンパブで働くフィリピーナ達の多くは
興業ビザと言うもので来日していて
6ヵ月以上日本には継続して居られないと言う事を聞きました。


今ではそんなフィリピーナ達はほぼ居ないのですが
それはまた後程。


それを聞いた私は無償に彼女に会いたいと思い

「島崎さん 今日誘ってくれないかな」

と心の中で念じた。


そしてその祈りは通じ島崎さんから

「今日はどうだ?」

と誘ってきたので

「いいですよ」

と答えお店へと行きました。

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7 別れ
久々に再会したセリカと私。
セリカは前回同様とても喜んでくれました。


「しゅんはほかのおきゃくさんとちがう。

やさしいからすきよ。

あとほんとのはなし あなた前の恋人ににてる」

と言うセリカ。


「ねー セリカはいつフィリピンに帰るの?」

「あと二週間で帰る」

「そっか・・・」

彼女のフィリピン帰国は私が想像してたより早く

「なんで俺は一人で来なかったんだろう」

と自分の行動の無さを嘆いた。


「でもまたお店もどってくるよ

リクエストあるだから」

後々島崎さんから聞いた話では
彼女達は帰る前にまた同じお店に戻るかどうかの話し合いをするらしく
まずはお店がその子の仕事内容や給料面で戻ってきてもらいたいかどうかを決める。


ここで

「戻ってきて欲しい」

となればそれは=リクエストがあると言う事で
後は本人が戻りたいかどうかを決めるのだそうだ。


一方でリクエストがなかった子や断る子は
フィリピンに戻ってから働くお店を再度探すのだそうで
その場合次の来日が遅い場合や
凄く遠い場所に来るケースも多いとの事。


結局また戻ってくると言う安心感と調度その後仕事も忙しい時期になり
セリカが帰るまで私はフィリピンパブに行く事はありませんでした。






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8 意外と大きな存在
セリカが帰ってから思ってたより孤独を感じてる自分に気づいた。


一ヶ月位電話をし続け三回お店で会っただけの関係なのに
何故だか心にポッカリ穴が空いた様でした。


前の女房と別れてからほとんど誰とも電話をせず
会社と家の往復。


そんな中に入ってきたセリカと言う存在。
彼女の電話での明るい声がきっと私に元気を与えてくれてたんだろうなと
気づいた。


それと共に彼女との電話をとても楽しんでいた事も
否定出来ない事実だったのです。


彼女が戻ってきたら周りの目なんて気にせずお店に行くぞ!
と日に日に思う様になった。


そして3週間ほど経った時

「セリカ」

と入力してある番号から電話が。。。


「しゅん~~ もどってきたよ

いま ひこーきおわってお店いってる

ちょっとつかれたよ」

と言うセリカに

「そっか お疲れ様

久しぶりに声聞くと嬉しいな」

と素直な気持ちが言えました。


「ほんとに?? セリカもうれしい

あいたいよ・・・」

「俺も・・・」

逢えない間に私はセリカの存在の大きさに気づき
そしていつの間にか彼女に恋してた様です。


「明日行くから待っててね」

既にその時以前私が思っていた

「一人でフィリピンパブに行くなんて・・・」

と言う気持ちは消えていた。






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9 再会
次の日の仕事中は仕事に集中出来なかった。
セリカに逢いたいと言う気持ちと島崎さんを始め同僚にバレるのではないか?
と言うちょっと悪い事をする様な気持ちが私の中であった。


行く旨を島崎さんに伝えようかどうか迷ったが
きっとこれから行く機会が増えると思ったし
その度に伝えるのも面倒だったので
伝えずに行こうと思った。


会社が終わり一人でフィリピンパブへ行くと言う最後のひと押しをする為に
一人で居酒屋に行った。
酒の力を借りようと言う意思が私の中にあったのだろう。


フィリピンパブオープンのちょっと前まで私は居酒屋に居た。
途中セリカから電話があり

「いまどこですか??」

「居酒屋にいる」

「誰いっしょ??」

「一人」

「えええ? 一人寂しいな 私一緒したかったな」

なんて感じになった。


その頃私は同伴と言うシステムすらあまり知らなかったので

「そうだね」

と言いながらも

「じゃ 後で店に行くからよろしくね」

とだけ言って電話を切った。


開店時間になり少し緊張しながらも
店の前に行くと外にスタッフがいて

「あっ 島崎さんと前一緒に来られましたよね?」

と覚えてくれていたので
割とスムーズに入る事が出来た。


私が店に入るとまだ開店直後でお客さんは無く
フィリピーナ全員が私を迎えた。


そして何人かがセリカに何かを言い
セリカは照れた様な顔をしていた。
席に案内され少し経ちセリカが笑顔でやってきた。


「わたし いましあわせな 

だってあなたひとりであいにきた」

と私の肩にもたれかかった。


この瞬間

「可愛いな

俺はセリカに惚れちゃったのかも知れない」

と思った。


この日は前までと違い一対一と言う事で
色々な話が出来た。


私の方も前の奥さんの事を言えてなかったので
それも告げたし
セリカが何故日本にきてるかと言う話を聞いたり。


彼女の場合7人兄弟の長女で
家族の為に日本へきて頑張って仕事をしてるのだそうだ。


親が子供の為に頑張るならまだ分かるが
子供が親の為や兄弟の為に頑張ると言うのはあまり日本ではない事。


日本人で水商売をしてる女性も様々でしょうが
大体は自分の為だったりする訳で
フィリピーナのそれとは別物。


この話を聞いた私はそんなセリカを好きになった自分を
誇らしく思えたりした。。。


今でもそういうフィリピン人の家族思いの部分は
とても尊敬をしているし良い部分だと私は思っています。
だからこそ私はフィリピーナを心から憎めないし
嫌いになれなかったのでしょう。。。


帰り道エレベーターの前でセリカから抱きついてきて
そしてキスをされた。


「マハルキタ」

当時の私はタガログ語に無知で

「マハルキタ? それなに??」

「マハルキタはフィリピンの言葉のアイラブユーです」

「へーー 俺もマハルキタだよ」

「ホント?? うれしいな しあわせな わたし」

私が初めて覚えたタガログ語はマハルキタだった。







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10 仕事→フィリピンパブの日々
それからの私は週4ほどのペースでフィリピンパブに通った。
幸いにも元女房に慰謝料なども払ってなく
貯金もそこそこあったのであまり厳しくはなかった。


そんなある日お店で島崎さんと鉢合わせ。。。
いつかはある事だと思ってたのですが
いざ会うとやはり焦る。


こちらから

「島崎さん」

と声を掛け

「恥ずかしながら通わせてもらってます」

と言いました。


「お~ そっか  今日店が終わったらちょっと居酒屋でも行かないか?」

と島崎さんから言われ
二人は居酒屋へ。


「もしかしてセリカにけっこう嵌ってるのか?」

と聞く島崎さんに

「ええ まだ先の事は分りませんが」

と答えた。


すると島崎さんは

「小林はバツイチだったっけ?
俺もバツイチなんだよ。
俺の場合浮気がバレたんだけどな。


フィリピンパブで一人のフィリピーナと出逢って
自分が狂っちゃってな。
まー 今も狂ってるがな あはは


ただな 俺はフィリピンパブに嵌りかなり貢いだから
フィリピンパブの酸いも甘いもわかった。


止める気はないが
彼女達が日本に来てる本来の目的は仕事だ。
それは忘れない方がいい。


まー 連れてった俺がこんな事を言うのもおかしな話だが
フィリピン人と付き合うって言うのは想像以上に大変だし
わざわざフィリピン人じゃなくてもいい」

などとアドバイスをくれた。


しかしこの頃の私は既に人の意見を素直に聞ける冷静な状態になく

「はい わかりました
色々ご意見ありがとうございます」

と言いながらも

「俺はセリカを愛してるしセリカも俺を愛してるはずだ」

と思っていた。

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11 初めての同伴は
それからまたしばらく経ったある日

「ね~ ベビコ(フィリピン人が恋人に使ったりする言葉)

デートしたい」

とセリカから誘われた。

今考えればデートじゃなく同伴です。


「何処に行きたい?」

と言う私に

「どこでもいい! あなたに任せる」

と答えたセリカ。


正直困りました。
何故ならデートなんてしばらくしてないし
特に相手はフィリピーナ。
外国人とのデートは勿論私の人生で初の出来事。


とりあえず私も仕事があるので

「6時半にお店の前で」

って事で待ち合わせをしました。


セリカのお店は8時からなので結局二人で居られる時間は1時間ちょいしかなく
居酒屋でデートをする事に決めました。


一時間半じゃ行ける所はたかが知れてて
居酒屋ならば近くにあったし
色々なメニューがあるからセリカも食べれる物があるかなと
考えた上での結論でした。


次の日私は定時で仕事を終わらせとにかく急いで待ち合わせ場所へ
向かいました。


無事6時15分頃には待ち合わせ場所に着き
セリカを待ちましたが彼女は中々来ない。


どんどんと時間は経ち7時になりさすがに私は
セリカに電話をした。


「もしもし・・・」

寝起きっぽい彼女の声に私は少しショックを受け

「あっ 俊だけど 寝てたの?」

と尋ねた。


「あっ 今何時??」

「もう7時だね」

「えっ?? ごめんなさい

朝ダンスの練習があっただから・・・」

私のこの時の気持ちは半々で

「彼女は仕事で疲れてるんだから仕方ない」

と言う気持ちと

「結局楽しみにしてたのは俺の方だけで
彼女の方はお客さんとのデートなんて
日常的な出来事なんだな」

という気持ち。


「そっか とりあえず今日はデート止めよう。

もうこんな時間だから」

と言う私に

「ごめんなさい でもあいたい」

と言うセリカ。


「うん 俺も

だからお店に行くよ」

「ほんとに?? ありがとう ベビコ」

「じゃ 後でね」

よく

「惚れたもん負け」

なんて言いますが
まさにこの時の私はそうだった。。。

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12 嘘と嫉妬
初めての同伴がキャンセルになった数日後
こんな出来事があった。


仕事が終わり何回も電話してるのに出ないセリカ。
どうしたんだろうと思いながらも
あまりしつこく電話するのも格好悪いと
只管セリカからの電話を待った。


結局2時間ほど待った7時半頃
セリカから電話があった。


何やら外っぽい雑音が聞こえたので

「今何処にいるの??」

と聞くと

「アパートです」

と。。。


俺の勘違いかな?と思い

「じゃ お店に行くか」

となりお店へ。


いつも通りスタッフに案内され店内に入ったが
セリカの姿が見当たらない。


席に案内された後しばらく経ち別のフィリピーナがついたので

「あれ?? セリカは??」

と聞くと

「セリカは今日同伴です」

と。。。


同伴してたショックとかじゃなくて嘘をつかれたと言うショックを
強く受けました。


しばらく経つと色々な紙袋などを抱えたセリカと
私と同年代の男性が店の中に入ってきた。


セリカはそのままその男性の席につき
数十分経ってから私の席に着た。


曇った様な表情のセリカに

「結局同伴だったんだ。

だったらそう言えばいいのに。

なんで嘘つくの?」

と問いただす。


「だって同伴と言ったら嫌われると思った。

ごめんなさい。

でも仕事だけだから」

と言うセリカ。


「仕事かどうかは問題じゃないよ。

俺は嘘をついた事で怒ってるの」

「怒るだめ こわいだから」

「もういいよ 俺の気持ちなんて分からないでしょ?

困った様な顔をしながら

「ごめんなさい」

と言うセリカ。


しかし私からするとそのごめんなさいは
仕方なしに言ってる様にしか聞こえなかった。


結局またしばらく経つとセリカは他のお客さんの席に移動しスタッフが

「そろそろ一時間ですけどご延長の方は?」

と言うので

「今日は帰ります

後セリカは戻さなくていいです」

と言った。


過去にもお客さんが被った事があり
帰る時にはセリカが戻ってくる事を知っていた私。


でもまたもしセリカが戻ってきたら
今の私は何を言ってしまうか分からない。
そう思いセリカを戻してもらわぬまま家へ着きました。


家に帰って冷静に考えてみるともしかしたら私は
ただ嫉妬してただけなのかも知れない
と思ったりもした。


しかしやっぱり最終的には

「嘘をつく」

と言う行為がとにかく許せなかったし
私たちはまだ嘘を言わなきゃならない関係でしかないのかなと
悲しくもありました。


その日の夜中や早朝セリカからたくさんの電話がありましたが
まだ話す気持ちにもなれなかったので出ませんでした。

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13 仕切り直しの同伴
結局その後

「もう嘘はつかないで」

と私から言い仲直りをした。

惚れた者の弱みですね。。。
全然納得はしてないんだけど許すしかなかったのです。


その仲直りにって訳じゃないけど
以前キャンセルになってしまった同伴をする事になりました。


居酒屋へ行きどれが食べれるのか分からないので
とりあえず色々注文をしましたが
けっこう何でも食べましたね。


フィリピンの子の場合ほとんどがカトリックなので
インドネシアのモスリムみたいに豚が駄目だとかそういうのが無く
そういう意味では付き合いやすい。


ただやはり好き嫌いはそれぞれにあり
フィリピンに限らず外国ではほとんど生で魚を食べませんから
寿司や刺身に抵抗を感じる子も多い様です。


この日少し驚いたのは4人で座るテーブル席なのに
セリカが隣に座ってきた事。
これはけっこう恥ずかしかったな。

「周りからどう思われてるんだろう」

みたいな。


相手がフィリピン人だからと言う事ではなく
日本人同士でもこれは恥ずかしい。


お店に行く道で人影を気にしながら抱き合ったりキスしたりして

「やっぱり俺はセリカに嵌っちゃってるな」

と思った。


同伴前は前回の嘘で少し萎えていたはずの気持ちが
既にそんな事はどうでもよくなっていた。


彼女と会っていればそれだけで満足で
女性に対してこんな気持ちになれるなんて
自分の人生にはもう訪れないと思っていた。


彼女と出逢ったことで昔の様なトキメキやドキドキや
優しさやそして愛すると言う気持ちを私は経験していた。






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14 二人の関係は?
早いもので彼女が日本に戻ってきてから
既に5ヵ月の日々が経っていた。


週に1度は同伴をしていたし週に3回はお店に通い
そして休みの日などを貰う事もあった。


二人の関係も段々と近づきいちゃいちゃの濃度も濃くなっていたが
しかしまだ体の関係までには至ってなかった。


フィリピンパブと言う場所は正直
スケベな客が多い。


と、言うより

「スケベ心を出す客が多い」

と言った方が正解かも知れない。


日常や他の飲み屋では普通にしてる人でも
フィリピンパブだと相手が外国人と言う事で

「この位してもいいだろう」

と考える場合が多いのだと思う。


セリカやヘルプでつくフィリピーナ達から
よくこの手の愚痴を聞かされていたので
体の関係をこちらから望む事も出来ないでいた。


しかし

「二人は結局ほんとに恋人なのか?」

と考えた時私の中では

「体の関係があるかないか」

と言うのが大事であった。


なのである同伴の時に
ホテルへ入ろうとした。


よくフィリピンパブで

「今度同伴したらホテルな」

とか同伴中に

「ホテル行こうよ」

と誘う客がいるけど
そもそも日本人同士なら自然の流れで行くじゃないですか?


だから私も特にそんな事は言わず
ホテルにそのまま入ろうとした。


しかしセリカは体を固くして

「なんでホテル??

あなたも体だけほしいの??」

と言い出した。


私は慌てて

「そうじゃないよ

俺はほんとにセリカの事を愛してるから。

恋人がHするのは当たり前でしょ?

でもセリカが嫌ならしたくないよ」

と言った。


セリカは

「恋人よ

でも私まだこわい。

あなたもしフィリピンまできたらいいよ」

と言った。


「わかった じゃあ 今度セリカがフィリピンに帰った時に

フィリピンまで行くよ。

俺は別にセリカとやりたいだけじゃなくて

セリカを愛してるから二人で幸せになりたいんだよ」

これは私の本音だった。

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15 サヨナラパーティ
セリカがフィリピンに帰る時がやってきた。


セリカは今回リクエストを受けておらず
しばらくフィリピンで休んでから
また別のお店に来ると言っていた。


私的には会えなくなるのはさびしいけど

「セリカも今まで頑張ってきたんだし

しばらくはゆっくり休むのもいいんじゃないか」

と思った。


サヨナラパーティの日私はフィリピンパブがオープンする時間から
入店した。


この日のサヨナラパーティはセリカの他にも数人帰る子が居て
お客さんの混雑が予想されていたのだ。


いつもとは違うセリカのドレス姿に心から

「綺麗だよ」

と告げた。


ほんとはずっと話していたかったんだけど
他にもお客さんがたくさん居て一時間の中で10~20分しかつかない
と言うセットが続いた。


サヨナラパーティって楽しいもんじゃないです。


途中山口百恵の

「サヨナラの向こう側」

と言う曲が掛かり
帰るタレント達のスピーチがあった。


セリカはうっすりと涙を溜めながら
お店での想い出などを語った。


その後タレント同士で抱き合い
そして店に飾ってある風船を全部割った。


どうも風船を割ると言う作業は
フィリピンパブのサヨナラパーティではお決まりの事らしい。


「わたしいままだフィリピンに携帯ない

買ったら電話するね。

私の事忘れちゃダメ。

お店行っちゃダメ。

わかった?」

と言うセリカに

「忘れるはずないよ。

俺はずっとセリカの事愛してるから。

フィリピンに帰ったら電話ちょうだいね」

と答えた。

そして彼女はフィリピンへと帰っていった。

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16  ヘルプ要請
セリカが帰ってからはこちらから
毎日電話をしていた。


しかし国際電話って高い。


この国際電話の高さが後々私の人生を少し変えるのですが
それはまた後程。。。


ちなみに私が使っていた国際電話カードは3000円=1時間で
大体二日でこれを使い切ってました。


高いなとは思ったけどこの頃は毎日声も聞きたかったし
フィリピーナは日本人以上にスウィートで
恋人なら毎日の電話は当たり前との情報を得ていたので
頑張って毎日電話をしていた。


そんな日々が一ヶ月ほど続いたある日

「ベビコ 私はなしある。

でもはずかしいな・・・」

とセリカから言われた。


今ではフィリピーナの

「はずかしい」

は大嫌いだが
当時はまだそんな事は知らず

「えっ? なになに??

いってよ!」

と返した。


「あのね おじさんが死んじゃったの」

「え? 病気で?」

「じゃないです アクシデント(事故)あった」

「そっか かわいそうだな」

「うん それではずかしいけど

サラリー(給料)は借金でなくなっちゃっただから・・・

おじさんのおそうしきできない。

たすけるできますか?」


この当時まだ私は無垢でしたから

「アクシデントじゃしょうがないよな」

と思い

「幾ら必要なの??」

と聞いた。


「30000円 もしダメなら20000円でも大丈夫」

と言うセリカ。


大丈夫って失礼な言い方だなと思ったが
それは日本語のレベルのせいだろうと思い

「わかった 30000円大丈夫だよ」

と言いお金を送った。


ベテランの方はその後を予想出来ると思います。
想像通り月1位のペースで

「もんだいある~」

と言われ私はフィリピンにお金を送り続けた。


そして私もさすがに色々と考え

「もしかしたら俺はただの金づるなんじゃないか?」

と考える様になった。


しかし

「嘘」

とも決めつけられず
断ったら嫌われるとも思いお金を送り続けた。





17 初フィリピン
2001年年末。
初めてフィリピンパブに行きセリカと出逢ってから
一年の月日が経っていた。


私はなんとかインターネットでフィリピン行きの航空券を獲りセリカに

「12月27日からフィリピンに行くよ」

と言った。


「ほんとに?? 逢いたいな」

「うん ほんと もうチケットとったよ

ホテルは○○ホテルだからそこにこれる?」

「はい 行けます。

私の家族一緒大丈夫ですか?」

この時点ではまだ深く考えてなく
またセリカの両親にも挨拶をしたかったので

「勿論」

と告げた。


そして12月27日私はフィリピンへと飛び立った。
無事セリカはホテルまで来たのですが
彼女以外にいたのは彼女と同じ歳位の男女3人。


「ひさしぶり~ 逢いたかったよ」

と言うと

「わたしもです」

と言いながら日本に居た時の様なスイートな感じはなかった。


「多分この3人は兄弟で
兄弟の前でいちゃつくのは恥ずかしいのかな?」

と思い

「この3人は兄弟?」

と聞いた。


「はい そうです

どうする??

私たち泊まるとこない」

と言う彼女に

「もう一部屋とって兄弟はそこに3人で泊まって
セリカは俺の部屋で泊まれば?」

と告げると

「それできない。

兄弟後でお父さんに言うよ。

お父さん厳しいだから」

と。


以前

「フィリピンまで行ったらいいよ」

と体の関係については言っていたし
それ以上に何度もお願いされたお金の件もあったので
私の中ではセリカとの関係を疑っていた。


「だってフィリピンまで行ったらいいよって言ったでしょ?」

と言うと

「はい でもお父さん厳しいだから」

と。。。


「なんだそりゃ」

と思いながら

「じゃ どうするの?

俺も後二部屋はとれないよ」

と渋ってみせた。


「じゃ お兄さん一人だけこのまま

二人は帰る」

と言うので

「えっ? じゃ お兄さんと二人でホテル泊まるの?

お兄さんにお願い出来ないの?

内緒にしてって」

と返すが

「それは出来ません」

と。。。


もう腸が煮えくりかえってましたが
タガログ語も英語もほとんど話せないし
フィリピンに頼る人がいない私は
セリカに案内してもらうしかないのです。


結局仕方なく認め3人で飯を食いディスコに行きましたが段々と

「もしかしてこのお兄さんってほんとのお兄さんじゃないのでは?」

と思う様になった。


どうも3人で居る時に私には全然いちゃつかず
そのピノイ(フィリピン人男性)とはところどころで
そういう部分が見える。


私はとりあえずセリカの肩に手を回し
抱きついてみた。


すると何やら男性は怒りだし彼女に何かを言い
セリカもそれに対して言い訳みたいな口調で話しだした。


「どうしたの??」

惚けながら言う私に

「おにいさん この事お父さんに言うだって」

と言うので

「だって二人は恋人でしょ?

だからそれは言ってもいいでしょ?

ただホテルはまだ早いってお父さんは言ってるんでしょ?

それとも恋人とも言ってないの?」

と。


「あなた恋人は知ってる」

と言うので

「じゃ いいでしょ」

と再び同じ行為をする私。


彼女の嫌々って感じと
そのピノイの表情から

「俺はピエロだ」

と分かった私。


そのホテルには日本人の駐在員みたいな人がいたので
恥ずかしかったが彼にその事を言い
他のホテルを予約してもらう事にした。


そしてその後の数日はせっかくフィリピンまできたのに
ずっとホテルにいた。


こうして私の初めてのフィリピン旅行は終わりました。

1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ



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18 傷心
日本に帰ってからの私がまずした事は
携帯電話の番号を変える事でした。


恐らく金づるが居なくなったと言う事と
私がいきなり姿を消した事で
ひっきりなしにセリカからの電話があった。


私はとにかくセリカの事はもう思い出したくなかったので
その為には携帯電話を変えるしかなかった。


唯一救いだったのはフィリピンへ行く事を
誰にも言ってなかったので
その辺を突っ込まれずに済んだ事。


しかしこの一年生活の中心がセリカだったし
私の心の中はセリカの事ばかりでしたから
ポッカリ穴が空いた様でした。


最初は家で酒を飲み
しかしそれでは寂しくて一人で居酒屋に行ったりして。。。


そんな日々がしばらく続きました。


当時30代後半だった私が一人の女性の存在に
ここまで落ち込んでいる事は情けない話しだが
それだけセリカの事を思っていたし
初めての外国人と言う事で何もかもが新鮮だったんだと思います。


結局居酒屋では満足せず
またフィリピンパブと言う世界に足を踏み入れるのには
そう時間が掛かりませんでした。






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19 再びフィリピンパブへ
フィリピンから戻ってきて2ヵ月が経った頃
私は一件のフィリピンパブの前で悩んでいた。


前回のお店は会社の人の紹介と言う事だったので
あまり不安はありませんでしたが
新しく入るお店と言うのはフィリピンパブに限らず怖いものです。


この数日前居酒屋が終わり家へと続く道を歩いてると

「よろしくおねがいしま~す」

とティッシュを渡された。


その女性が外国人なのは見た目と微妙なイントネーションで分かったし
その微妙なイントネーションはセリカのそれと類似していた。


ティッシュの裏を見ると

「フィリピンパブ エンジェルガールズ

新人タレント続々入店!

一時間3000円(ウイスキー飲み放題)

こちらのティッシュをご持参の方には生ビール一杯差し上げます」

と書いてあった。


その文章を観た瞬間
過去の楽しかった思い出が走馬灯の様に浮かび

「またあーいう日々を送りたいな」

と思った。


そして数日迷った後私はこのお店の前で悩んでいた。


何本目かの煙草に火を点けた時
エレベーターが開き3人のフィリピーナらしき女性が降りてきた。


そしてその3人は私の方を観て

「いちじかん さんせんえん(3000円)です

どうですか?」

と声を掛けてきた。


「フィリピンのお店?」

「はい そうで~す」

「そっか じゃ はいろうかな」

「ありがとうございます!!」

3人は笑顔でそう言い
私を連れ店内へと入った。


「いらしゃいませ~~」

久し振りに聞く微妙におかしなイントネーションが
とても心地良かった。


「いらっしゃいませ ご指名はございますか?」

と聞くスタッフに

「いや 初めてなんで 後これ前もらったんだけど」

とティッシュを渡した。


「あっ はい それではお席にご案内します」

セリカが居たフィリピンパブの黒服はやや崩れてる感じでしたが
ここのお店の黒服はとても好青年な感じだったし
セリカの店と比べるとお店の照明も明るく

「今時」

と言った感じのフィリピンパブでした。


「ご紹介します ルビーさんです」

と一人目の子が案内され話し出すも
向こうは日本語がほとんど分からないらしく
会話が成り立たない。


「このお店初めてですか?

フィリピンのお店初めてですか?

仕事はなんですか?

名前はなんですか?」

など色々と聞かれるんですけど
それに対してこっちが答えても意味が通じてるんだかどうだか
怪しいものでした。


その後もどんどんとチェンジし色々なフィリピーナがついたのですが
やはりセリカとは違っていた。


別にセリカがとても綺麗で魅力的とかそういう事ではなく
初めて指名したフィリピーナがセリカであり
僕の全てのフィリピーナとの初めての経験がセリカだったから
未知なる世界と言う感じであの時はきっと盛り上がれたのでしょう。


結局この日は2時間ほど飲み家へと帰りました。
あまり楽しめなかったがそれは
この店がどうこうと言うものではなく
この頃の私がまだフィリピン人が好きとかそういう事じゃなく
たまたま愛した女性がフィリピーナでそしてセリカだっただけなのだ。






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20 バレンタインデイ
今でも忘れはしません。
2002年2月15日。


私は前回行ったエンジェルガールズに
2回目の入店をした。


若干の緊張もあったのだろうし孤独や寂しさもあったのでしょう。
私は普段飲み慣れてないウイスキーをしこたま飲み
数時間後にはかなり酔っぱらっていた。


途中から眠くなりウトウトしながらもスタッフから

「そろそろお時間ですけど」

と言われる度に

「延長」

とだけ告げまたウトウトとしていた。


きっと凄く寂しくてここを離れたくなかったのでしょう。


しばらく経つと一人のフィリピーナが私の頭を持ち
自分の太ももへと持っていった。


「スリープ(寝る) スリープ」

私はいつの間にか彼女の太ももの上で寝ていた。


「そろそろお時間ですけどご延長の方は」

スタッフの一言にフッと我に返り起き上がる私。


「大丈夫ですか?」

私の顔を覗き込んだ女性は前回一番最初についたルビーだった。


「あっ ごめん ごめんね」

慌てて彼女にそう謝ると

「大丈夫です 心配なし 問題なし」

と微笑んだ。


その笑顔に惚れちゃったのです。


スタッフに

「あっ 延長します 後この子指名します

後水もらっていいですか?

もう水だけでいいです」

と告げました。


「ありがとうございます!」

と言う彼女に

「いや こっちも膝枕してくれてありがとう」

と言ったが

「ごめんなさい わたしにほんごすこしだけ」

と申し訳なさそうなルビー。


「あー そうだ この子前も日本語分からなくて

会話にならなかったんだ」

と思い
自分の頭を指差しその後にルビーの太ももを指差し
寝るマネをして

「アイムソーリー」(ごめんなさい)

と言った。


なんとか伝わった様で

「あ~ はい だいじょうぶです

ごめんなさい にほんごへた わたし」

と言うルビー。


そんな彼女がとても可愛かった。

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21 会話は大変だけど
その次の日からの私は水を得た魚の様に
フィリピンパブへ通った。


英語やフィリピンの言葉を練習しようと書店で辞書を買い
いつも店へ持っていった。


よく言うのが

「もし外国語を覚えたいならその国の彼女を作る事だ」

なんて言いますが
これはまさにそうだと思います。


とは言ってもすぐに覚えられる訳じゃないし
発音も違いますから大変ですけど
フィリピンパブではお互いに英語辞書で伝えたい言葉を探し
メールでは割とゆっくりでいいので
一文字ずつ彼女の英語での文を訳し
そして返信しと言うコミュニケーションをとっていました。


でも会話がなくても私は幸せだった。
彼女の顔を観てるだけでも良かったし
ジェスチャーなんかも楽しくてお互いのジェスチャーに笑い転げたり。


そして少しずつではあるが彼女も日本語を覚えていったし
私もタガログ語や英語を理解する様になった。

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22 3人での同伴
ルビーは私と出逢う数日前に日本へ初めてきたばかりで
年齢は20歳だった。


30後半の男が20歳の女性と出逢えるのもフィリピンパブならではかも知れないし
キャバクラなどでも出逢えるんですが
相手にされないですよね。


ルビーのお店はお客さんが少ないと
フィリピーナ達の意思などで
お客さんの席にお邪魔したりって言うのがあるお店だったので
数人のフィリピーナがたまに私の席へもつきました。


そしてその中にアイビーと言うフィリピーナが居て
彼女は日本4回目のこの頃で言うならベテランでした。


彼女がある日

「今度3人で同伴しよう

ルビーはまだ一回も同伴したことないからね~」

などと言うので

「いいねー 何処行く??」

と尋ねた。


「あなた任せる」

今となってはフィリピーナのお決まりセリフです。


「日本の食べ物は何が好き?」

「やきにく~~~」

「ルビーも食べられるかな?」

「あたりまい~(当たり前) フィリピン人で焼肉嫌いはいないよ」

と言う事で焼肉屋に行く事になった。


嫌いな子がいないって訳じゃないが
やはりフィリピーナの大部分は焼肉が好き。


これは日本人でもベジタリアンじゃない限り
嫌いな人はあまり居ませんよね。


当日お店の前での待ち合わせとなったが

「もしかしたらまた以前の様にすっぽかされるのでは」

と少し心配になりました。


しかししばらくお店の前で待っていると建物の上から私を覗き込む
二人の姿があった。


ルビーとアイビーが勤めるフィリピンパブは
同じビルにタレントバハイと言う
タレント達が共同で住むアパートを完備していたので
彼女達はそこに住んでいた。


そして二人が出てきたのだが
季節は3月初旬なのにルビーはやたら寒そうな格好をしている。


一方でアイビーはダウンジャケットみたいなものを着て
防寒対策はバッチリ。


「ルビー 寒くないか??」

と聞くと

「寒いです でもだいじょうぶ」

と。。。


アイビーが

「彼女日本来たばかりだから
まだフィリピンの服しかない」

と言うので時計を見ると焼肉を食べても時間が余りそうだったので
急遽服を買いに行く事にした。


日本人の様に寒さに慣れてない南国育ちの彼女達にとって
日本の寒さは日本人以上に辛いものだと思います。


女性の服に無頓着な私はアイビーに

「アイビーはいつも何処で服買ってるの??

近くにある??」

と聞くと

「シマムラ~~」

と言う答えが。


シマムラって全国にけっこうある服屋なのですが
安いと言う事でフィリピーナに人気なんです。


私の住んでる町にもシマムラがあったので
とりあえずそこに行く事にしました。


お店の中に入るとフィリピーナらしき外国人とお客さんと言う
私達と同じ様なカップルやグループがいて
少し恥ずかしかった。


アイビーに

「アイビーにも何か買ってあげるから

とりあえずルビーが寒くならない様な服選んであげて」

とお願いした。


ルビーは恥ずかしそうにしながら

「ありがとうございます」

と私にお礼を述べた。


「ルビーが風邪引いて具合悪くなったら
俺悲しいでしょ?」

と言うとそれをアイビーが通訳してくれルビーは

「しゅんさん ほんとに優しい ありがとう」

とペコペコとお辞儀をした。


数十分後何枚かの長袖とダウンジャケットを選び

「これ大丈夫?」

と言うアイビーに

「うん 大丈夫」

と言いお会計。


会計時店員さんに

「このダウンジャケットはタグ外して下さい

すぐ着るので」

と言い
ルビーに着せてあげた。


ルビーがフードを被るとなんだか面白くてアイビーと二人で笑ってると

「わたし おかしい? へんですか??」

と顔を真っ赤にするルビーが愛しかった。


「もう寒くない??」

「はい あついです!」

「そういう時はあついじゃなくてあたたかいって言うんだよ」

「はい あたたたかい」

「たが多いよ」

また二人で笑った。


その後は焼肉に行ったのですが
二人ともご飯を食べると言うのにコカコーラ。


フィリピンでは食事中でも炭酸って言うのが
当り前なんだろうか?


肉は焦げる位まで火に通しルビーは

「はい」

と慣れない箸で肉を掴み私に食べさせてくれました。


時間は夜7時。
店内にはたくさんのお客さんが居る中
フィリピーナ二人と焼肉を食べるのは少し恥ずかしかった。


途中あまりにも箸が辛そうなので店員さんにフォークを用意してもらい
ルビーはフォークで食事。
一方でアイビーは慣れたものでした。


「もう日本人と変わらないな」

と言うと

「はい 私半分フィリピン人半分日本人」

と笑いながら答えた。


ルビーに

「マサラップ?」(美味しい?)

と覚えたてのタガログ語で聞くと

「オポ マサラップ」(はい 美味しい)

と気に入ってくれた様だ。


しかし私が注文し過ぎたのもあるが
肉はかなり余った。


日本に来るフィリピーナと言うのはフィリピンの中でも
そこそこな貧困層が多く
小さい時からあまり満足には食事をとってないから
胃が小さい場合もあるんですよね。


またいつか3人で同伴する事を約束して
この日の同伴は終わりました。

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23 桜
ある日いつも通り店でルビーと喋ってると

「しゅんさん さくらってどこにありますか?」

とルビーが聞いてきた。


「あ~ さくら なんで?」

と聞くと

「ユリさん(同じフィリピンパブで働くフィリピーナ)が

お客さんとさくらみました。

きれいですだって。」

と言うので

「あー そっか  あるよ

今度一緒に観に行く??」

と誘った。


「はい! 行きたいです! いつだいじょうぶですか?」

「いつでもいいよ」

「じゃ あした?」

「早いな(笑) いいよ」

そして私はまたルビーと同伴する事になった。


次の日てっきりアイビーと一緒に来ると思っていたが
ルビーは一人でビルの下へ現れた。


「あれ? 一人?」

「はい ひとりです だめ???」

「いや 駄目じゃないよ 嬉しいよ」

「へへへ」

どうやらルビーの中でこの人なら一人でも大丈夫だと言う
信頼は出来た様。


駅まで出てタクシーを拾い
私達は少し離れた公園まで行く事にした。


タクシーに乗ってる最中まるで子供の様に私の服を掴みながら
キョロキョロと流れる景色を見つめるルビーがとても可愛かった。


しかしよく考えてみれば以前フィリピンに行った時も
他の外国でもそうだったけど
外国で車に乗ると

「このまま拉致られるんじゃないか?」

と怖くなったりしたもので
もしかしたら今ルビーも似た様な気持ちになってるのかなと思い
意味不明に

「だいじょうぶだよ」

なんてルビーにほほ笑んだりした。


目的の公園に着き手を繋ぎながら歩く
私とルビー。


しばらく歩くと目の前に調度満開の桜が飛び込んできてルビーは

「うぉ~~~~ マガンダ(綺麗)」

と興奮した口調で言い

「これ だいじょうぶですか??」

と携帯を取り出し
写真を撮っていいのか?と私に尋ねた。


「大丈夫だよ 問題ない心配ない」

と彼女達がよく使う日本語を言うと

「マネだめな~」

と笑うルビー。


しばらく夢中で写真を撮りそして

「わたし さくら いっしょ だいじょうぶ?」

と桜と一緒に写りたいと言うので
彼女の携帯で写真を撮った。


「フィリピンかえったら みんなにみせる」

「あー フィリピンには桜ないのか」

「はい ないです すごいね きれいね」

「そうだね でもルビーもっと綺麗」

と昔の臭いセリフみたいなものが口から出た。


「恥ずかしいな・・・ ありがとう

あなた さくら あなたがカッコイイ」

「あはは それはないな」

帰り道

「きょう ありがとう 私幸せ」

と言うルビー。


「俺も幸せだよ ルビーと一緒ならいつでも幸せ」

するとルビーから抱きついてきて
自然に私とルビーはキスをしていた。


「マハルキタ」(愛してる)

「マハルナマハルキタ」(とても愛しています)

「えっ?? それは何の意味?」

「う~ん すごいあいしてるのタガログです」

「そっか マハルナマハルキタ?」

「はい そうです

イカウ(あなた)タガログうまいな」


そして僕らは二人で笑い合い
また唇を重ねた。

1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ



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24 これがほんとの愛?
桜を観に行った同伴後
私達はとても親密になっていった。


お店でも前までは他のお客さんの手前もあり
ある程度距離をとっていたルビーだけど
この頃はそんな事はお構いなしで私の肩に頭を乗せたりして。


私が

「他のお客さん見たら怒るでしょ?」

と言っても

「かんけいない だめ??

マハルコ(愛してる人)だからあたりまい」

と言う状態になっていた。


私もそれが嬉しかったが
彼女は同僚やスタッフからよく注意をされてる様だった。


それでも彼女は可愛かったのでよく指名はされたが
やはり横目で見てると他のお客さんの隣についてても
仕事がとても堅く
また視線が私の方に向く事が多かったので
彼女のお客さんの大体は長続きしなかった。


私の方ももうすっかりセリカへの傷心も消えていて
毎日がとても幸せだった。


以前のセリカの場合もいちゃいちゃはあったけど
ドリンクやら食べ物やらやたら色々頼まれたものだがルビーは

「ドリンクも食べ物もいらない
あなただけいる」

なんて言いこちらから勧めても
最初のドリンク以外は水を飲んでいた。


「お酒たくさん ジュースたくさん 太るでしょ?

私水が好き」

なんて言ってたけど
きっと彼女なりに私の財布を心配してくれてるんだろうなと
思っていた。






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25 越えられなかった壁
季節は夏になりそろそろルビーがフィリピンに帰る頃になっていた。
この頃のタレントと呼ばれるシンガーやダンサーで日本へ来てる子は
最大で6ヵ月しか滞在出来ず
またそれがフィリピーナとの恋が盛り上がってしまう
一つの要素だったのかも知れません。


ルビーとの関係は順調だったのですが
一つ問題だったのは前にも書いた通り彼女には固定客が少なく
お店からリクエストがなかった事。


と、言う事は前回のセリカ同様いつ戻ってくるかもわからないし
何処の県に行くかも分からない訳です。


私は以前のセリカとの出来事を全てルビーに話し
だから今とても不安なんだと言う事を告げた。


するとルビーは

「私はあなたの事をほんとに愛してるし
この気持ちは永遠に変わらない。
そしてまた日本に絶対戻ってくる」

と言う様な事を英語で話してくれました。


そして次の日どちらからともなく

「逢いたい」

と言う事になり
暗黙の了解でホテルに行った。


過去数人の女性と肉体関係があった私だが
ここまで気持ちが盛り上がってした事はなかったし
彼女も同じ気持ちだった様で今まで経験した事もない様な
激しいものとなった。


事が終了しベッドで寝ころびながら

「わたしのことわすれないでください」

「俺の事も忘れないでね」

「ずっと愛してます」

「俺もずっとルビーの事を愛しているよ」

とお互いの気持ちを語り合った。


セリカとは越えられなかった壁。
一時期は日本へ働きにきてるフィリピーナ全ての事を
疑ってた時期もあった。


しかしそんな過去も全てルビーが消してくれた。


そしてその同伴からしばらくして
とうとうルビーがフィリピンに帰る日が
やってきてしまった。


前回のセリカ同様サヨナラパーティは寂しい。
しかしリクエストがなかったルビーは
最後の方は割り切っていたので私以外にお客さんは無く
最初から最後までずっと二人で寄り添っていた。


結局お店が終わる時間まで私はお店に居続け
最後は人目もはばからず熱い抱擁。


そしてルビーはフィリピンへと帰っていった。






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26 生まれた国が違うから
ルビーが帰ってからは毎日電話でコミュニケーションを
とってました。


前回のセリカの場合は電話でもけっこう話せたんですけど
ルビーの場合向こうが日本語をあまり分かってませんから
いつもワンパターンな話しになるのです。


「元気? ご飯食べた? 今何処? 気をつけてね 愛してるよ」

と言う会話がほとんどで
それ以外に何かを話しても相手に伝わらないもどかしさ。


私の知り合いで

「フィリピーナとの恋愛は3ヵ月逢わなきゃ終わる」

と言う人が居ます。


その方は自営業なのもあり3ヵ月空けずにフィリピンまで逢いに行き
彼女さんとの関係を持続させている。


これは色々ご意見もあるだろうが
私からするともっともな部分もある。


フィリピンパブにさえ行けばいつでも会える状態なら
喧嘩をしても逢えば修復出来るけど電話じゃ中々そうはいかないし
逢えない時間と言うのは冷める事はあっても燃える事はなく
3ヵ月位で逢えば久々の再会で盛り上がるのだろうけど
それ以上経つと相手が居ない事に寂しさを覚え気持ちも浮つくし
結果その相手が居ない事に慣れたりする。。。


しかし私は普通のサラリーマン。
言い訳なのかも知れないが3ヵ月に一回フィリピンに行くのは
金銭的にも休み的にも無理だった。


段々と

「まだお店決まらないの?」

とルビーにプレッシャーを掛ける回数が多くなり最初は

「ごめんなさい」

と謝られた時に

「ルビーが悪いんじゃないでしょ?」

などと言う気持ちだったのが

「もう少し頑張れよ 毎日何してるんだよ」

みたいな気持ちになり
時にそれは言葉として出てしまう事もあった。。。


日本に居た時はあんなに愛してたはずなのに
しかしほんとの私のルビーに対する愛は小さなものだったのかも知れない。


段々と電話をする時間が短くなり
私の気持ちの中で「義務感」みたいなものが出始めた。


恐らくこの頃ルビーもきっと日本に居た時の様な
熱い気持ちは私に対してなかったのではないかと思う。


2002年12月
ルビーが帰ってから4ヵ月の日々が経ったある日
いつも通り義務感から彼女に電話をすると
圏外の時とは違う英語でのアナウンス音。


「ん? なんだこれ?」

それはルビーが携帯電話を使わなくした事を意味していた。。。


思えば最後の方は私もルビーに対して優しさがなくいつも

「いつ日本にこれるの? まだ?」

と言っていた気がするし
彼女としても別に自分の意思でそうしてる訳じゃないのに
毎日私からは責められる。
そんな日々にいつの間にか嫌気が差していたのかも知れない。


この時になって初めて

「ルビーは俺にとって大事な存在だったんだ」

と気付いた。


思えばセリカとは違い一度もお金のヘルプも言わなかったし
私から電話があればとても喜んでくれたし
日本に居た時もたくさんの愛を私にくれた。


しかし私は語学を勉強する訳でもなく
フィリピンに逢いに行く訳でもなく
そして大きな気持ちで彼女を待つ事すら出来なかった。。。

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27 ルビーの存在を求め
それから数日は

「もしかしたら携帯が壊れたんじゃないか」

と何度も電話を掛けたし只管彼女からの電話を待った。


もしこの時ルビーから電話があれば
きっと良い関係が築けてたんじゃないかと思う。
電話が途切れた事で私は改めて彼女の大事さに気付いたから。


しかし数日待ってもルビーからの電話はなかった。


私は

「もしかしたらルビーの連絡先や住所を知ってる子が

あのフィリピンパブに居るんじゃないか」

とルビーと楽しい時間を過ごしたフィリピンパブへと足を運んだ。


「いらしゃいませ~~」

そこには懐かしい風景があり
私は何故だか泣きたくなった。


「お久しぶりですね~」

「覚えててくれたんだ もう4カ月も来てないのに」

「勿論ですよ ルビーは元気ですか?」

「あっ お店ではもう連絡とってないんだ?」

「ええ 残念ですけどもうルビーさんは戻らないので

お店も連絡とってません」

とお店のスタッフ。


第一の希望は消えた。


久し振りに入ったこのフィリピンパブは
フィリピーナのメンツも大分変わっていた。


とりあえずフィリピーナが席に着く度に

「ルビーって知ってる?」

と聞き知ってると言う子には

「ルビーと電話してない? 彼女の住所知らない?」

と聞いたが結局誰も知ってる子はいなかった。。。


このお店に入るまではまだ希望も持ってたのですが帰り道には

「もうルビーとは逢えない」

と絶望的な気持ちになっていた。






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28 フィリピンの存在
2002年の年末と2003年の年始島崎さん(会社の上司)に誘われ
二度フィリピンパブに行ったが
私は楽しむ事が出来ませんでした。


「おい 最近どうなんだよ?」

と島崎さんに聞かれましたが

「セリカも結局お店だけでしたし
遊び位が調度良いですよね」

と地元でもう一嵌りした事は言いませんでした。


そしてそのまま2月までは

「もしかしたらいつかは連絡をくれるんじゃないか」

とルビーからの連絡を待っていたし
反面ではまた同じ様な辛い思いをするのが怖かったのもあった。


しかしこの二年フィリピンパブ・フィリピン人に
どっぷり浸かっていましたから
この二つが生活に無いと寂しいと言う体になっていたのです。


そしてこの二月は初めてルビーと出逢った時期でもあり
私は彼女に膝枕をしてもらった2月15日に
去年と同じ様にルビーのお店に居ました。


前回からまた3ヵ月
ルビーが帰ってからは半年以上が経っていたので
お店とスタッフだけは一緒だったけどフィリピーナは
総入れ替え状態だった。


何人か廻してもらいましたが
どうもパッとしない。


「そろそろ帰ろうかな」

なんて思った頃についたフィリピーナが

「ルビーとまだ恋人なの?」

と聞いてきた。


私はビックリして

「えっ?? ルビーの事知ってるの??」

と聞くと

「クヤ(お兄さん) つめたいな~~~

私ルビーとサヨナラ一緒だったです

後クヤとも話した事あるよ」

と。。。


正直あの頃の私はルビーにしか興味がなかったので
あまり他の子には意識がなかった。


「ごめんごめん」

と言う私に

「冗談だけです~~ でもちょっとほんと

さびしい」

などと言うフィリピーナ。


「あのさ ルビーの電話とか住所知らない?

最近話した?」

と聞くと

「う~~ん ルビーは電話してない

シャ(彼女)はプロダクション違うだから」

と。


彼女達タレントは何処かしらのプロダクションに
日本の芸能人の様に所属し
そして日本のフィリピンパブと契約したりする。


仲が良ければプロダクションが違っても連絡を取るんだろうけど
彼女曰くルビーはあの時のお店では一匹狼と言うか
けっこうわがままだった様で孤立していたらしい。


そんな話しをしてる最中にスタッフさんが

「新しい女の子紹介します」

ときたのですがもう少しルビーの話を聞きたかった私は

「あっ この子指名で」

と告げた。


「え~~~ ほんとに??? 私嬉しい

前から俊さんタイプだった~~」

と私の腕に自分の腕を絡ませた彼女は

「リカ」

と言う名前だった。


「えっ? よく名前覚えてるね」

と言うと

「タイプだからあたりまい~」

とニコニコしながら言うリカ。


「うまいな」

「えっ? ほんとのことです

私上手いは寝る事だけで~~す」

彼女はルビーと言うよりも一番最初好きになったセリカに
顔も明るさも似ていた。


フィリピーナには

「メスティーサ」

と呼ばれる混血児が多く
ルビーはいかにもフィリピーナと言う沖縄っぽい顔をしてたし
性格も大人しい感じでしたが
リカとセリカはスペインに近い感じで
性格もルビーとは違い明るかった。


結局ルビーの話を色々聞き過去のルビーは分かったが
現在の情報は何も知る事は出来なかった。


「そろそろ帰るね」

と言うと

「あっ ちょっと待って」

と席を離れるリカ。


そして二つの袋を持ってきて

「これ昨日バレンタインでしょ?

後フィリピンのおみあげ」

とチョコレートとTシャツをプレゼントしてくれました。


Tシャツはおもいっきり

「Philipines」

と書いてあるもので
チョコレートはいかにも義理って感じのもの。


きっと他のお客さんに渡そうと買ってきたんだろうけど
そのお客さんが来なかったんでしょうね。
それでもリカの気持ちは嬉しかった。


「あした何時おきる??」

「7時だよ」

「じゃ 私モーニングコールする

だから電話教えて!」

「いや 悪いからいいよ」

「なんで悪い? 私悪い?

私があなたの声聞きたいから電話する

だめですか?」

そう言われると断る術はなく
私は電話を教えお店を出た。。。






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29 客観的に
次の日

「もしもし~~ おきてますか??」

とリカから電話がきた。


「あっ リカの電話で起きたよ」

と言うと

「ほんとに??」

となんだか嬉しそう。


その日から毎日
モーニングコールを頂きました。


「もし眠いなら無理してこの時間まで起きてなくていいよ」

と言う私に

「大丈夫! 声聴きたいだから~」

と返す彼女。


お礼の意味もあったし傷心なのもあり
週に二回位はフィリピンパブへと顔を出しました。


しかしフィリピンパブ歴が既に二年経ってたのもあるのだろうし
二人の女性と上手くいかなかったのもあり
今回はすぐには嵌る事が出来ませんでした。


その分リカと言う女性も客観的に見れてたと思うし
フィリピンパブと言う場所をほんの少しだけ

「遊ぶ場」

として満喫出来たのもこの時期だったのかも知れない。


リカはけっこうお客さんが多かったので
他のフィリピーナが席につく事も多く
彼女達とも色々な話をし盛り上がったり
下手なりにカラオケも歌ったり。


またこの時期はサリサリと言われる
フィリピンの雑貨が売られてるお店も発見し
そういう場所でフィリピンのCDなどを買い
それをフィリピンパブで披露したり。


今考えればワンパターンの曲しか覚えてなく
今のフィリピンパブならきっとフィリピーナに苦笑されるだろうが
この時期のフィリピーナ達は皆タレントで来日経験も少なかったので
喜んでもらえたり

「クヤ(お兄さん) ベテランな~」

などと言われいい気になったりした。


またスタッフとも大分仲良くなり
常連気取りでいい気になってたのもこの頃でした。


色々なフィリピーナから相談や愚痴などを言われる事も増え
皆のお兄さん状態になっていて
そんな事も楽しかった。


時には日本語の曲を集めたMDを作り数人にプレゼントしたり
タレントにはポイントノルマと言うものがあり
一ヶ月に何回の指名がないといけないなどの決まりがあり
ピンチになると場内指名をしてあげたり。


この頃はそういう事もあり
私の席に座るフィリピーナは嬉しそうに見えた。

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30 アフター
ある金曜日の夜

「明日は休みだから」

って事で遅くまでお店に居るとリカが

「俊さん お店終わったらミーナとケイと遊びに行く

いい?」

と聞いてきた。


「何処行くの?」

と言うと

「ディスコ~~」

と言うので

「フィリピン人はほんと踊るのが好きなんだな」

と思いながら「いいよ」と答えた。


「いぇへ~~い」

リカはとても喜んだ。


そして閉店時間になり私は3人のフィリピーナとディスコに出かけた。


このディスコはフィリピン人がオーナーをしてる様で
たくさんのフィリピン人とそれを狙うハイエナの様な中近東の外国人と
私の様なフィリピーナの財布にされた日本人が居た。


リカはこのお店によく来てる様で
オーナーや従業員とも親密そうに話していた。


リカとミーナは早速踊りだしたが
私は今までダンスなんてした事もなく

「踊ろうよ」

と言われても

「俺は観てるだけでいいよ」

なんて言い断っていた。


私が思うにフィリピーナって言うのは
下手であってもこういう時に踊ってみようとする
ノリが良くて楽しい男性が好きだ。


だから私の様なシャイな男は

「つまらない」

と思われるのがオチ。


ケイがずっと隣に座ってるので

「気使わないでケイも踊ってきな

せっかくきたんだから」

と言ったが彼女は首を横に振り

「ダンスはショータイムだけでいいです」

と笑った。


「そっか」

そして私とケイは飲みにはしった。


お互い酔っぱらいいつの間にか彼女が僕にモタれかかり。。。



私はそのままにして飲んでいたが
一旦休憩しに席へ戻ってきたリカに

「ホイ! パルパロ(浮気)!」

と言われ

「パルパロじゃね~よ  後俺には彼女居ないから
パルパロにならない!」

と返した。


「私彼女じゃないか? 冷たいな」

と言いながらも笑うリカ。


こりゃ脈無しだ。。。


フィリピーナは9割がセロサと言われる嫉妬深い生き物ですから
こういう時に怒らないで笑うって事で
ほぼ100%二人の関係が恋愛じゃない事が分かる。


まぁ しかしこの頃の私は軽い恋愛恐怖症でしたから
あまり気にも止めませんでした。


お店を出る最後目覚めたケイが恥ずかしそうに

「ごめんなさい」

と言っていたのが少しだけ印象的でした。


結局それからも毎週金曜日か土曜日になると
彼女達の財布になりこのディスコに通った。


私自身も少しずつこの店で異文化コミュニケーションを取る様になり
知り合いも増えてきたし
そして何よりも毎回私の隣にずっと居続けるケイが
気になり始めていた。






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